京都蓮華寺

再興の際に、石川丈山、狩野探幽、木下順庵、黄檗の隠元禅師 木庵禅師等当時の著名文化人が協力しています。(諸堂の様式・碑文・什物等)
尚、本堂、鐘楼堂、井戸屋形、庭園は創建当時のままで、小規模ですが何れも文人の残した貴重な文化遺産です。
なお、蓮華寺の寺名の由来は「蓮華蔵」という思想を示す言葉から来ています。
東大寺の大仏の蓮の花びらに描かれた、仏が誕生していく様子を描いた「蓮華蔵の世界」は、仏教では仏の世界を表しています。蓮の華は仏教の理想を示すシンボルなのです。
紅葉の名所

現在は釈迦如来を本尊とする天台宗の寺。
再興の際に狩野探幽、木下順庵、隠元禅師など当時の著名人が協力したと伝えられ、高野川支流の水が満ちる池に鶴亀ニ島を配した庭は石川丈山作と伝えられ、江戸時代の名庭のひとつ。お堂の柱を額縁に見立てて庭をながめると名画を見るよう。
秋は紅葉の名所でもある。六角形の笠をつけた珍しい形の石灯籠は蓮華寺型石灯籠として知られる。
分院

参考文献

3P〜64Pまで、フルカラーにて
蓮華寺の四季
として境内地内を紹介
65P〜83Pまで、安井攸爾(やすいゆうじ)住職による、
やすらぎを求めて を掲載

より
35Pに見開きで蓮華寺の特集が紹介されています。